INTERVIEW社員インタビュー

H.A.

グランドサマナーズ国内チーム
進行管理

2018年4月 入社

進行管理はいろんな人やチームを繋ぐ唯一のポジション

  • 01――進行管理の仕事内容について教えてください

    ゲームのデータ作成と収録、アートなどの進行管理をやっている傍ら、開発パートナーの皆様のディレクションも行っています。結構、業務範囲が幅広いなと感じます。企画書作成もやれば、ゲーム内でのテキスト管理、見積もりや発注、請求書や納品の確認などもやります。ゲームに関わっている方の業務が順調にいくように根回し、先回りして動く仕事ですね。

    2020年にリリースした『五等分の花嫁アラーム』では、「おはよう。おやすみ。」などの約2500ワード分のボイステキストを私が全て書かせていただきました。
    漫画やアニメを観ながら、キャラの雰囲気を掴みつつ、実際にキャラに話してほしいセリフや、お客様が聞きたいセリフ、アラームアプリ独自のセリフになるように書き起こしました。

    新人の方が入社した際は、ベテランメンバーと顔合わせをセッティングして、お互い業務のやりとりをしやすくなるような配慮もします。社内ではディレクションだけでなく、リマインドとしてタスク管理面で声掛けすることも多々あります。

  • 02――進捗管理をやろうと思ったきっかけは?実際にやってみた感想は?

    新しいプロジェクトができた際に社内でメンバー募集が始まり、その時は手をあげてなかったのですが、プロジェクトを立ち上げたメンバーから「やってよ」と言われて(笑)「プロジェクト立ち上げからリリースまでの過程をすべて見れる良い機会だ」と思い、引き受けました。同じようにプロジェクトの過程を一通り学びたいメンバーが5人ほど入り、スタートしました。

    『五等分の花嫁アラーム』は第1期アニメ放送時にリリースしたこともあり、配信時にはiOS、Androidともにランキング上位に入ることができました。配信のタイミングがよかったのもありますが、『五等分の花嫁』と『アラームアプリ』の組み合わせが、お客様の年齢層ともマッチしていたのではないかと思います。
    アラームアプリの仕事は初めてのことだらけで、不安もあったのですが、
    お客様からのフィードバックを直接いただくことができ、やってよかったなと思いました。

    「気配り、根回し、先回り」こそ、進行管理の腕の見せ所!

  • 03――毎日のスケジュールはどんな感じですか?

    いろんなプロジェクトに入っているので、そのときの状況によって1日のスケジュールが毎日違います(収録がある日はほぼ1日収録しています)。
    「午前中にこれを終わらせる、午後にはこれ終わらせる」というざっくりとしたスケジュールは前日に作り、タスクを完了させていきます。「今日はこのくらい進んでいるといいな」くらいの気持ちで毎日目標をクリアしつつ、その時々に応じてタスクの優先順位を決めて動くのがポイントです。このやり方なら急な差し込みにも対応できるので、入社時から変わらずこの方法でタスク管理をしています。

  • 04――進行管理をする上で心がけていることは何ですか?

    私は書かないと忘れちゃうタイプなので、どんな些細なことも全部タスクにして忘れないようにしています(笑)チャットも山ほど来るので基本は即レスか即リアクションをつけるなどの対応を心がけています。
    外出していて、チャットは見てるけどすぐに返信できないパターンや、確認が必要なときは、未読にしてそのあと確認したりします。
    あとは自分のタスクじゃないもの(相手の確認待ち)なども、自分のタスクとしてカウントしているので、進みが悪いと適度にリマインドしたり、進捗確認をしたりします。

  • 05――仕事で一番楽しかったこと、つらかったことは何ですか?

    人と話すことが好きなので収録の時間が楽しいですね。声優さんはもちろんですが、事務所のマネージャーさんや、外注会社様など、外部の方々にも会えますし、スケジュールの確認などでZoomミーティングしたりするのも好きです。

  • 06――入社前と入社後で何かギャップはありましたか?

    ゲームって楽しいものなので、ゲーム業界に対して華やかなイメージを持っていましたが、実際にやってみるとソーシャルゲーム開発だからか、メチャクチャ地味だなと思いました(笑)
    入社前は、大きいプロジェクターにゲームの開発画面などを映してみんなで意見交換や討論していることが多そうだと思っていましたが、実際は結構静かで黙々と自分の仕事をするといった感じでした。
    実は山岸さん(代表)と初めてお会いしたときも、ゲーム会社の印象を聞かれて同じような回答をしたのですが、そんな派手じゃないよって言われた記憶がありますね(笑)

  • 07――進行管理に向いている人ってどんな人だと思いますか?

    私個人の意見としては
    ・根回しが上手くて同時並行で物事を進めるのが好きな人
    ・毎日いろんなことがしたい人
    ・心配性を活かしてレスポンスが速くできる人
    ・周りのモチベーションを上げるのが得意で褒め上手な人
    なら、この仕事に向いていると思います。

    どんな仕事にもあるあるだと思いますが「人は自分の思い通りには動かない」これが大前提で、ちゃんと動いてくれないから嫌になるのではなく、ちゃんと動いてもらうにはどうしたらいいか考えて行動できるといいですね。

    一人ひとり個性が違うので、人によって頼み方を変えるだったり、頼んだ後はこうなるだろうななど、常に先回りしていくのが楽しかったりするので、そこに楽しさを見いだせる人なら適性があるのかもしれないです。

  • 08――これからの目標を教えてください

    スキルアップしたいのはもちろんですが、ゲームは一人では創れないからこそ「相談しやすい人」になりたいです。チームの間に入って進行管理をしているので、企画チームやアートチームからの相談ややりたいことを聞ける人でありたいです。
    (とりあえずHさんに言っておけば何とかなるなみたいな)

    「一緒に仕事しやすい雰囲気づくりが大切」なので、リモートワークでも気持ちが伝わるように堅い文章ではなく親しみやすい言葉でチャットを送ったり、何かあれば絶対にリアクションしたり、お礼を忘れずに言うようにするなど、チャットでも対面でも話しやすい「ふんわりとした雰囲気づくり」を心がけています。
    できあがったものに対して「このモーション…カッコイイですね!」など良いところは必ずフィードバックします。
    モチベーションが上がると、さらに良いものができて、良いものができたら、チームの雰囲気も明るくなりますし、いい事だらけなんですよね。(もちろん嘘で褒めたり、持ち上げるようなことは絶対言いません)こういうコミュニケーションを取っていくと、それが信頼に繋がっていくのかなと思っています。

    進行管理は本当に奥深くて、周りへの感謝や想いを伝えた上でプロジェクトも人も円滑に動かし続ける、ゲーム創りには欠かせない重要な仕事だと思います。

    「締め切りを守り、ありがとうとごめんなさいをちゃんと言うなど、人として当たり前のことができれば未経験入社でも問題ない」です。時には締め切りに間に合せるために発破をかけるなど言いにくいことも言わないといけないので、気が引けることもあるかもしれないですが、先輩方や私がフォローできるので、そのあたりは安心していただければと思います。

    NextNinjaに異業種からの転職&未経験で入社した先輩としてコメントをお願いします

  • 09――ちなみに入社動機は何だったんでしょうか?

    過去にNextNinjaで働いていた地元のオタク友達からの紹介がきっかけでした。それまではメイドカフェ、歯科医院で働いていて、メイドカフェではバイトリーダー兼現場責任者のような感じで、アルバイトなのに奉行管理(原価計算や新メニュー考案など)をしていました。仕事は楽しく毎日充実していたのですが、「これ以上スキルアップしないのでは?年齢的にも安定した職に就きたい」と思って歯科医院に転職しました。が、ただただ仕事をこなす毎日でとにかくつまらなさすぎて、1,2か月くらいで辞めました。

    その後、2週間ほどニートをしていましたが、ご縁があって山岸さん(代表)と面接できることになりました。未経験だったのですが、とにかく新しいことをたくさん学びたいと思い、面接の2週間後には入社しました。(飛び込みのような感じだったので、当時の自分は勢いがあったなと思います)

  • 10――NextNinjaの良さは何だと思いますか?

    分からないことがあっても、先輩方がすぐ教えてくれるので未経験入社の方も安心できる環境だと思います。私自身、ExcelもPowerPointもあまり使ったことがなかったのですが、面倒見がとても良い先輩がいろいろ教えてくれました。

    あとは何かやりたいと言えば、挑戦させてくれるところもNextNinjaの良さだと思います。

    たとえば私だと、この作品でアラームアプリを作りたい!と手を挙げて企画書を作ったら最終的に版元様へのご提案に至り、許諾もいただくことができました。
    本当に貴重な経験をさせてもらっているなと思います。

  • 11――最後に、応募者の方へお伝えしたい一言をお願いします!

    話を聞くだけでもいいので、応募しようか悩むくらいなら気軽に応募してみてみたらいいと思います!

    最近は若手社員の方が増えてきて、幅広い年代の方が社内にいますが、年齢や役職など関係なく気軽にコミュニケ―ションを取れるので仕事がやりやすいと思います。(私がめちゃくちゃ喋るタイプだからかもしれませんが(笑))
    みんなでランチに行ったり、思ったよりアットホームなところもあるので、ちょっとでも惹かれるところがあれば、是非ご応募ください~!

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